小学校受験の方式等は地域によってちょっとずつ違いがあると思うので必ずしも以下のようではないと思いますが、我々の経験した中での小学校受験の試験の構成をお伝えしたいと思います。
小学校受験の試験の構成は
ペーパーテスト、口頭試問、面接、実技テスト、態度の評価の5つです。
口頭試問については、学校によっては省かれたり、逆に問題数が多かったり様々です。その他の4つの項目(ペーパーテスト、実技テスト、面接、態度)については、どの学校も考査されると思います。(もしかしたら、地域性があるかもしれませんので、あしからずご容赦くださいませ。)
大手幼児学習塾の公開模試では、大まかに
ペーパーテスト:実技テスト:口頭試問:面接:態度=4.5:2.5:0.5:0.5:2
の割合で点数配分されていました。学校によってどこに重きをおくかが異なりますので、項目に対する点数配分が変わってきます。例えば、我が子が第一志望にしていた学校は、口頭試問の出題数が多く、
ペーパーテスト:実技テスト:口頭試問:面接:態度=3.5:1:3.5:1:1
くらいの割合なのではないかと感じました。
公開模試を受けてみて感じたのは、上位の子ほど、どの項目もバランスよく点数が取れていると言うことでした。言い換えると、ペーパーテストは満点だけれど、態度点は平均点より低いと言うような極端な成績の子は、ランキング上位にはいませんでした。ですので、どの項目もバランスよく成績を伸ばしていくことがポイントだと思います。
公開模試を受けてみて、平均点より下になる項目は重点的に練習を行い、得点できるようにする必要があるでしょう。当たり前と思われるかもしれませんが、できるだけ0点になる項目はなくしていきましょう。平均点取れている項目の成績を伸ばしてカバーするより、苦手な項目の克服を優先した方が良いと思いました。
コメント