小学校受験対策〜運動編〜

小学校受験

前回の記事https://matatapi2525.com/?p=30でも申し上げた通り、小学校受験では実技テストを実施する学校がほとんどだと思います。実技テストはさらに細かく分野わけをすると、運動分野、音楽リズム分野、絵画・製作分野に分かれます。

私たちが一番苦戦したのは、この運動分野でした。まず最初に、一体何をさせたら対策になるのかさっぱりわからない上に、私の子どもの場合、一番成績の足を引っ張っている分野がこの運動分野だったからです。

おそらく、普段から運動が得意なお子様は特に何もしなくても得点源となる分野なのではないかと思います。

縄跳び、ボールの的あて、ボールつき、ボールを上に投げてキャッチする、スキップ、ギャロップ、平均台、模倣体操などがよく出題されているように感じました。

うちの場合は、特になわとびとボールを使った種目が苦手だったのと、受験する学校ではこの2つがよく出題されているようでしたので、この2つを重点的に練習を重ねました。

ボールの的あては、大きな紙(うちは、商品が配達される際に段ボールに入っている大きな緩衝材の紙を使用しました。)の真ん中に大きなばつ印をつけ、子どもの目線くらいの高さで壁に貼り付け、その壁から2mほど離れた位置の床にテープで印をつけ、そこから紙のばつ印めがけてボールを当てるように練習しました。自分の子どもの動きを見て思ったのは、球を投げるときにまっすぐ前を見ていない、言い換えると的を見ずに投げていたり、体の姿勢がまっすぐでなかったり、ボールを投げるときにまっすぐ前に投げられていなかったので、ボールを投げる時は必ず的を見るようにと言いました。

ボールつきは、100均で入手可能な、直径20cmほどの柔らかくて大きめのボールを使用し、10回以上は連続してできるようにひたすら練習しました。ボールつきの時は、ボールを追うのに一所懸命になって、頭が下がって腰が曲がりがちだったので、そこを改善するように声かけをしました。

なわとびは、練習に練習を重ね、かなり成長を遂げましたが、早い連続とびは未だにできてません。テンポよくできていればゆっくりでも連続とびしてカウントしてもらえると聞いたことがあったので、そのレベルはできている…か?というニュアンスです。YouTubeで「幼児 なわとび」などで検索すると体操教室や幼児教室などが縄跳びのやり方のコツをアップして下さってますので、それを子どもと一緒に見たりしましたが、なかなかコツが掴めず苦労しました。最初は、足元にきた縄をタイミングよく跳ぶこと自体ができませんでした。ですので、縄を持たせずにその場で手拍子に合わせて跳んでもらったり、片手だけ縄を持ってもらって縄跳びをするときのように回してもらう練習をして、縄跳びのイメージを掴んでもらいました。次に、ようやく縄を跳べる段階には至ったのですが、その場に止まって縄跳びをするのが難しく、前進していました。それでも、縄を跳ぶという感覚を覚えて欲しくて、そのまま練習を続けました。「その場で止まって縄を跳ぶことはできないか」と言ったら、いつしかできるようになっていました。なわとびに関しても、だんだん頭が下がって姿勢が崩れがちでしたので、真っ直ぐ前を見て顔を上げて跳ぶように声かけをしました。

以上、主になわとびの話になってしまいましたが、子どもの受験が終わった後で、他の保護者の方から聞くと、幼児教室でなわとびだけの特訓講習をされているところもあるようですので、なわとびが特に苦手で悩まれておられる方は、そういったところを探して検討されたほうが良いかもしれません。もし受験前にこのことを知っていたら、私は行かせていたと思います。

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