この記事では、インターナショナルスクール受験時の試験と、私たちが行った試験対策について述べていきたいと思います。過去問等は一般公開されておらず、大手幼児塾等も情報を持っておられないようだったので、以下に述べる試験の情報については、子どもからの伝聞のみになります。
まず、インターナショナルスクールの試験についてです。試験は、筆記による適性検査と面接が実施されました。適性検査は、お話を聞き取り、正しいものに丸をつけるといったものが出題されたようです。おそらく、小学校受験でいう「おはなしの記憶」やTOEICのリスニングの写真を見て、その写真について正しく言い表しているものを選ぶPart1(内容はもちろん幼児向けですが)に近い形式で出題されたものと拝察しています。マーク式だったと聞いております。
面接は、親と子は別々で実施されました。一人ずつ順番に面接会場に案内されました。子どもに対しては、指示や質問等は全て英語で実施されます。質問は5つ程あったようで、「今日の朝ごはんはなんでしたか?」などよくある質問だったようですが、子どもは内容を全部覚えていないため、正確なことは把握しておりません。
親のほうは、日本語で実施されました。先生は二人いらっしゃいました。質問の内容については、面接編の記事を書く予定ですので、そちらにまとめて記載致します。
次に試験対策について述べていきます。子どもは、3歳の時からインターナショナルプリスクールに通っていたため、私立小学校受験対策時のようにたくさん問題集を解いたりはしませんでした。また、半年に1回くらいのペースで国連英検ジュニアテストを受験しており、小受直前の7月時点でBコースまで受かっていました。おそらく、インターナショナルスクールの試験も国連英検ジュニアテストに類似したものだろうと予測していたので、きっと対応できるだろうと思っていました。
しかしながら、インターナショナルスクールの受験1週間前まで、私立小受験に向けての対策しかしていなかったため、英語を忘れてしまっているのではないかと思い、「 Oxford Reading Tree」の「Biff,Chip&Kipper」を毎日1冊音読してもらいました。Levelは5〜6です。これは、子どもがお世話になったプリスクールの先生に音読する事をオススメされたので、年少終わりくらいに購入し、スクールが休みの日などにLevel1から音読してもらうようにしていました。お値段は確かにお高めですが、まとめて買えば比較的安く手に入ったように記憶しています。
子どもは、こちらが横について読み方を教えなくても読めていました。巻末に、「この時どうしてBiffはこんなことしたの?」などと簡単な質問が書いてありますので、これでどこまで本文の内容を理解しているか確かめました。
アルファベットの書き取りなどは試験にはでませんので、家で練習させたりはしませんでしたが、名前は一応書けるようにしていました。
以上、インターナショナルスクール編でした。 Oxford Reading Treeの音読は色々な方がオススメされているので、幼少期における効果的な英語学習方法の1つなのではないでしょうか。「Biff,Chip&Kipper」は絵本のように絵がたくさん使用され、キャラクターもユーモアがあり、親しみの持ちやすい楽しい内容でした。
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