インターナショナルプリスクールを卒園してからの英語の取り組み

塾選び・塾探し

  こちらの記事は2022年7月にnoteに公開した記事と同じ内容+αの記事になります。自前のブログサイトの方が振り返りやすいので、こちらにそのまま移植しました。+αの内容として英語塾の先生に頂いたアドバイスとNisai online schoolについて少し加筆いたしました。個人的にこのアドバイスが非常に為になっております。

プリ卒園後

 インターナショナルプリスクールを卒園した後、インターナショナルスクールには通わずに、日本の公立小や私立小に通うという方は結構多いんじゃないかと思います。子が通っていたプリでも、インターに進学するという人は5%位で、あとは日本の小学校に進学するという方が多かったと思います。日本の小学校で、英語で算数や理科などを教えるいわゆるイマージョン教育を導入している学校が徐々に増えているようですので、そうした小学校に進学される方がほとんどでした。

 私たちは、かなり早い段階から中学受験を意識していましたので、インターでもそうしたイマージョン教育をしている小学校でもなく、普通のカリキュラムの小学校に進学しました。普通のカリキュラムであっても2020年度から小学校の英語教育が必修化したため、小1から週に1限英語の授業があるようですが(学校によって英語の授業が始まる時期は違うようです)、英語に触れる時間は激減し、今では週に5時間もないように思います。このように一般的なカリキュラムの日本の小学校に進学すると決まった時、私は「小学校上がってから英語をどのように学習させるか?」ということで色々悩みました。3年間(人によってはそれ以上の期間)英語だけの環境で生活し、卒園する頃には、先生と簡単な英語の受け答えができたり、英語の絵本等も一人で読めるようになったのに、このまま小学校に上がって一切英語に触れないで忘れてしまうのはもったいない、私は当初そんな風に思っていたと思います。

我々が行った英語の習い事の体験と結論

 2022年の3月位から、これは良いんじゃないかと思う所を探して、色々体験しに行きました。英語の学童や塾などは、現在大変人気で体験に行くのにも予約がいっぱいだったりして、結論が出たのは5月位だったと思います。以下、私たちが体験に行った英語の習い事の一覧です。

・英語学童
・英語塾
・サタデースクール
・ネイティブの先生による英語のプログラミングスクール
・オンライン英会話

結論から先に申しますと、私たちはネイティブの先生によるプログラミングスクールとオンライン英会話をすることに決めました。最初は、英語学童や英語塾などとても良さそうだと思っていて、そちらに行かせる気でいたのですが、いざ子に体験してもらうと、子から「面白くなかった」とか「行きたくない」とか忌憚のない意見をもらったりして親の思惑通りには行かなかったのですが、プログラミングスクールだけは「面白かった!また行きたい!」と目を輝かせていたので、そちらでお世話になることにしたという次第です。

とある懸念

 しかしながら、果たして子はちゃんと先生の言うことを理解しているのだろうか?先生と英語で意思疎通を図りプログラムを組んでいるのだろうか?と言う懸念が拭えていないというのが率直な今の私の気持ちです。というのも、子は現在Scratch Jr.でプロジェクトを組んでおり、先生の英語に対する理解が不十分でもある程度やっていけてしまっている所があるのではないか、と推測するからです。プログラミングを通して英語力をつけるのが教室の目的ではないため、手取り足取り英語のことを教えてはくれません。プリの時のように日本語が話せる補助の先生がいるわけではないので、双方ともに意思疎通がうまく図れない場面があるのではないかと予想しています。

 ですので、ちゃんと英語を学ぶ機会を設けるため、オンライン英会話を取り入れようと考えました。オンライン英会話では、英語を日本語に通訳したりせずに英語で先生と会話して学習を進めていくことができ、尚且つ好きな時に好きな場所でレッスンを受けられるため非常に効率が良いと感じました。単に英語を学習する事だけが目的ならオンライン英会話だけで充分なんじゃないかと思っています。

英検

 あとは、子がどの程度英語ができるのか測るために、英検を受けてもらうことにしました。対策等は家庭でやっているのですが、英検5級と4級に関しては、公式サイトの過去問と公式アプリの「スタディギア」で十分対策可能だと思いました。3級以降はWritingが入ってくるので良さげな英語のドリルや参考書等を購入していますが、うまくいくかどうかはわかりません。完全手探りです。

以上、現在の英語の取り組みでした。プログラミングスクールは週に1回、オンライン英会話は週に25分×5〜6回といった感じです。いずれは簡単なエッセイなども英語で書けるようになると良いなあと思っていますが、本人と親の努力次第であり、小学校低学年の時点でそこまでのレベルに到達できるのかどうかは皆目見当がつきません。

英語塾の塾長から聞いた話

 私たちが見学に行った英語塾では確かNisai global schoolのカリキュラムをそのまま踏襲していると言っていたと思います。Nisaiは最終A-levelの資格取得を目的としています。NisaiのNS1~NS3コースは11歳〜が対象となっているので、幼児期〜小学校中学年まではnisaiのプログラムに繋げられるような内容のカリキュラムを組んでいたと思います。なので、英検対策としての授業は行っていないと言っていました。我々が見学に行った英語塾の生徒さんは英語に力を入れている小学校と思しき制服を着ている方がほとんどだったので、中受はあまり考えていない英語教育ガチ勢の方々だと思います。実際、塾長に「中学受験するんです。」と言うとその後の塾長のモチベーションがやや低下したのを感じましたw

 以降、英語塾の勧誘というより、「英語の習い事選びの際にこうした方が良いかもしれない」という有難いアドバイスをいただいたのでその時の情報を以下に羅列します。

●英語の習い事をするなら習熟度別(英語のレベル別)にクラスを分けている所に行く事をオススメする。レベル別でないと日本語が飛び交うこともままあり、英語力維持or向上には繋がらないことがある。

●インターが行なっているサタデースクールにはジャーナルなどのホームワークがある。

●英検対策をしたいなら、ベルリッツかユニバーサルキャンパスはどうか?オンライン英会話もオススメ。

●TOEFL primary step1 step2→英検3級程度 junior→準2級程度 bridge

●小学校低学年のうちは「充実感」が大事。英語に中受塾に習い事にと色々やりすぎて、高学年になって急激にやる気が減退し、燃え尽きる場合がある。

 

ベルリッツとユニバーサルキャンパス両方サイトを見てみたのですが、幼児〜小学校低学年で英検取得を目的とするならば、ユニバーサルキャンパスの方が安くて実績がありそうだなと思いました。

海外大学進学を目的とするならば、ガチの英語塾は最終A-level取得まで可能ですので、良いと思いますが、我々はそこまでまだ腹を括っていませんので、多分ガチの英語塾は宿題やカリキュラムをこなすのがキツく、いずれついていけなくなるだろうなと思いました。

ちなみにですが、このNisaiはケンブリッジ大学国際教育機構(Cambridge International)から認められた完全オンラインのインターナショナルスクールなので、学習時間の確保とカリキュラムをこなす確固たる自信があれば、日本の学校に通いながらA-levelの取得も可能らしいので、中高になってから利用するのもアリだなあと思っています。

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