希学園 第1回灘合判×プレ灘中〜夏休みの学習の方向性〜

中受に向けて

 3年生になって、希学園で「灘合格判定チャレンジ」と「プレ灘中入試」が受けられるようになったので、どんな感じか把握することを目的に両方とも子に受けてもらいました。どんなテストだったか知り得たことを以下に記録しておこうと思います。

第1回 灘合格判定チャレンジ

 第1回灘合格判定チャレンジはゴールデンウィーク期間中にありました。全員が自宅で受験し、締切日(この時は5月8日でした)までに制限時間内で問題を解き、答案用紙の画像をスマホなどで撮影し希学園に送信するという方法でした。ちなみに制限時間は、小3で各教科40分です。

 当たり前ですが、かなり灘中の試験に寄せた問題構成で、難易度は公開よりも難しいです。が、7月に実施された「プレ灘中入試」よりは易しかったです。受験者数は128人(男子105人、女子23人)。平均点は国語58.79点、算数49.91点。国語は、読解よりも語彙、特に同音異字が難しく感じました。日ごろ取り組んでいる語彙や漢字のドリルや学習漫画だけでは、足りていないようでした。(飽くまで我が家の場合です)算数は、ざっと見た印象キッズBEEっぽい問題のように思います。

 公開のようにテスト後の解説動画の配信はありませんでした。

第1回プレ灘中入試

 第1回プレ灘中入試は7月の3連休の最終日、海の日に実施されました。こちらは、教室に集合して受験するのが基本ですが、都合が合わなければ自宅受験も可能なようです。灘合判と違って、テスト後に算数の解説があります。ありがたい…。子から聞くところによると、解説も全ての問題に対して行うのではなく、いくつかピックアップして行われるようです。(今回は、大問5、6、9、10の解説のみと子は言っていました。)

 テストの制限時間は、小3で各教科40分です。先に述べましたが、5月の灘合判より難易度は上がっていました。受験者数は97人(男子81人、女子16人)。平均点は国語53.89点、算数35.69点。算数の最高点は79点で、100点がいません。算数の出題を見てみると、3年生が解くにはハードすぎる鬼のような問題がいくつかありました…w

 算数は今後も更に難易度が高くなることが予想される為、今回は算数の出題について個人的な分析を行い次回に備えたいと思います。

 以下、灘合判とプレ灘の算数の問題の出題範囲について述べていきます。

灘合判 算数の出題範囲について

 算数の出題分野は大きく「規則性」「文章題」「数の性質」「図形」「計算問題」の5つに分かれます。平均点や正答率を見ると、「規則性」が苦手な方が多いようです。さて、それではどこの単元から出題されているか見ていきましょう。

・計算問題→整数計算、時間計算
・数の性質→和の条件、覆面算
・文章題→消去算、倍数算、日暦算、
・平面図形→まわりの長さ、タイルの枚数
・規則性→数表

  単元からみても、3年生でも頑張れば解けなくもなさそうな範囲ですね。100点満点も数名いらっしゃいます。

プレ灘 算数の出題範囲について

 プレ灘も灘合判と同様、出題分野は大きく「規則性」「文章題」「数の性質」「図形」「計算問題」の5つに分かれ、平均点や正答率を見ると、やはり皆さん「規則性」「数の性質」の問題が苦手のようですね。

・計算問題→計算の順序
・文章題→セット単位、年令算、還元算、論理、差集め算、ふくめん算、植木算
・数の性質→魔法陣
・平面図形→個数の差、辺の長さ
・規則性→図形の規則性

 出題された単元を見て、難易度が灘合判よりぐんと上がったのがおわかりいただけたでしょうか?w規則性なんかは図形とのハイブリット問題ですごく難しかったと思います。できた人スゴイ!!文章題も3年生の範囲を大幅に越えているものがあり、種類も豊富で大変ですね。魔法陣も初めて見る魔法陣でしたw

我が子の場合

 我が子の場合は、まだ学習していない単元があるので、それをできるだけなくしていく事と「数の性質」と「規則性」が弱いのでそれらを補強していく事が課題です。プレ灘は次回9月に実施されるので、さらに見たことのない単元が出題される可能性があります。まだ3年生なので速さに関する問題はまだ出てこないのではないかと思っていますが、なんせ「灘」なんでわかりませんね…。とりあえずは夏休みの間に予シリをできるだけ進めていき、規則性の問題も答えが正確に出せるように演習をしていけたらと思います。

 結果としては、灘合判よりプレ灘の方が成績が上がっていました。少しずつでいいので、この調子で成績を上げていきたいです。算数ばかりに言及してしまいましたが、国語の読解が弱くなってきているので、そちらのフォローも必要です。なんとなく夏休みの学習の方向性が定まってきました。

夏休みの学習の方向性

まだ学習していない単元があるので、それをできるだけなくしていく事

「数の性質」と「規則性」が弱いのでそれらを補強していく事

既習かつテストでできなかった単元の復習

国語の読解の学習の再開

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