私が運営するサイトの中でも「フォトン算数オンラインについて」というブログへのアクセスが多いので、受講してみてどうなのか?という事に関心を寄せておられる方もいらっしゃるだろうと拝察しています。なので、今回は、2月からフォトン算数オンラインの受講を開始し、半年以上が経過してどうだったのか感想を述べていきたいと思います。
フォトン算数オンラインの2年生飛び級コースのカリキュラムについて(2月〜8月まで)
まず、フォトン算数オンラインのカリキュラムについて大まかに説明します。フォトン算数オンラインとは何ぞ?と言う方はこちらに詳細に記載しておりますのでご参考下さい。
フォトン算数オンラインの授業は2月初頭から始まります。日曜日を除いて、授業回と宿題回が交互にあります。つまり日曜日以外は毎日1回ずつの配信となります。また、7月下旬頃から8月末まで夏期講習期間となり、日曜日と月曜日以外は毎日授業回と宿題回の2回ずつが配信され、日曜と月曜も1回ずつ配信されます。子が受講しているのは「小2(2年生飛び級コース)」なので、小2の単元は2月から始まって7月末で修了し、8月から小3の単元に入っていきます。
ほぼ毎日配信があり、夏休み中は毎日+火曜〜土曜は2回ずつの配信とかなりハイペースですが、GWとお盆は配信もお休みとなりますので、一時的に溜めてしまってもこのGWかお盆中にこなして追いつくことが可能です。
2月〜7月中旬 | 平日と土曜日に授業回と宿題回が交互に1回ずつ配信。日曜日はなし。 |
7月下旬〜8月末 | 夏期講習期間。火〜土は授業回と宿題回の両方が配信。 日・月は授業回か宿題回のどちらか1回配信。 |
1.問題数が多い
ここでいう問題数というのは、先生が解説していく問題ではなく、子どもが1人で解いていく問題の数です。2月の体験の時点では、そんなに問題数が多いとは思わなかったのですが、夏休みも終わった現時点では大体1回の配信で40問以上は問題を解いているような感じです。多い時だと50問を超えている時もありました。
授業回では授業開始の前に「確認テスト」があり、これをやらないと聴講することができません。また単元の説明の後に「例」「問」「演習」の問題があり、これを終わらせないと次の配信が視聴できないようになっています。
宿題回では説明はなく、ひたすら1人で問題を解いていきます。前回の授業回で学習した内容だけでなく、過去に習った単元からもバランス良く出題されており、何度も繰り返し復習できるようになっています。
時間の目安は、一回で大体40〜55分など小一時間程度ですが、授業回の時などは板書をとらなくてはならないため、書くのが遅いと1時間以上かかってしまう場合もあると思います。図形の授業回などは結構時間がかかっていたように思います。
問題の難易度は、ほとんどが基礎的な内容だと思います。私も隣でべったりついて見ているわけではないので、断言はし難いのですが、チラチラ見る限りでは難解な問題はなく、「わからない」と言われた事もないので、子ども1人で解いていける程度の難しさであると思います。
2. 意外と溜め込まずにこなせている
基礎的な内容であっても、問題数が多く、毎日の配信をこなしていかなくてはならないため、側から見てると地味にしんどそうですが、学習内容の定着を図るためには、溜め込んで一気にやるよりも、毎日配信をこなしていくのが妥当であると考え、うちでは、毎日配信された分はその日のうちにやり終えるようにしてもらっています。
けれども、夏休みの間は旅行や行事もあり、その日のうちにこなすことができない時も結構ありました。割と溜まってしまったのですが、丁度お盆の時期は1週間ほど配信がなかったので、そこで追いつく事ができました。なので、今のところほぼ順調に毎日やりこなせています。
3.習い事との両立は可能
好きな時に好きな場所で学習することができるため、習い事をやめる必要はありません。うちは、朝、自宅でフォトンをしてから登校してもらうようにしています。現在、サッカーと英語塾とプログラミング教室、水泳や中国語を習っている他、彼は児童館で遊ぶのが好きなのでしょっちゅう児童館に行っています。フォトンをやるためにどれかを休んだり、逆に習い事のためにフォトンができないということは、うちの場合はありませんでした。
4. 懸念事項がないわけではない
少し回りくどいタイトルになってしまいましたが、ここまで良い事しか書いてこなかったので、ここでは懸念事項を述べたいと思います。うちの「懸念事項」とはズバリ「こっそりYouTubeを見てしまえること」です。
これはフォトンさんには落ち度は全くないのですが、デバイスとしてiPadを使うということは即ち、こっそりアプリやネットを使えてしまうという状態なのです。もうこれは宿命です。
実は夏休み中、子にフォトンを1人でやってもらっていたところ、妙に進みが遅い時があり、家人に相談してみると「たまにYouTube見てる時あるで」と言われ、非常に残念な事態になっていることを知りました。子も成長してくると、こちらの隙を容赦なく突いてくるようになります。YouTubeは制限をかけることができますが、解除の仕方が非常に簡単で、ある程度年齢がいくと自分で制限を解除するのは、難なくできてしまえると思います。
対策としては、親が不定期にこまめに様子を見るしかないのかなと思っています。他に良い方法があれば、ぜひ教えてください。
おわりに
以上、フォトン算数オンラインを半年以上受講してみての率直な感想でした。毎日多くの問題をやらないといけないのが大変ですが、ある程度慣れてきてリズムがつけば無理なく進めていくことが可能であると思います。宿題回では、過去の単元も復習できるように問題が構成されており、続けることで自ずと繰り返し単元を復習して定着を図れるようになっています。我が家では、今のところ無理なくやってこれたので、このまま続行していきたいと考えています。
※2024年2月3日追記:その後フォトン算数オンラインを1年受講してみてどうだったかの感想を以下の記事にまとめました。
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