灘、東大寺、洛星、洛南の4校の文化祭に行き、どの学校も素敵な学校だなあと夢をみた後、脳内によぎるのは「学費は一体どれくらいかかるんだろう?」という疑問です。それこそ急にスン…と現実に戻される訳ですが、重要なポイントなので以下にまとめてみようと思います。
↓文化祭に行った時のレポ
各学校の入学時にかかる費用と年間授業料など
下の表は、各学校の令和7年度募集要項に基づき作成しました。年間諸費用の中には冷暖房などの設備費が入っており、以前より価格が上昇している学校もあります。年間にかかる総費用は、年度によって変化があると思いますので注意が必要です。今後、さらに価格が上昇する懸念もありますので、その年の受験生でなくても、毎年募集要項をチェックする方が費用の目算が外れにくいでしょう。
それでは実際に、表を確認してみましょう。
灘 | 東大寺 | 洛星 | 洛南 | |
入学金(A) | 250,000 | 250,000 | 150,000 | 150,000 |
施設費・環境費(B) | 250,000 | 120,000 | 50,000 | 0 |
学用品(制服等) (C) | 0* | 0 | 80,000 | 102,130(男子) 107,410(女子) |
教材費(D) | 不明 | 不明 | 不明 | 140,000 |
入学手続き金 (A+B+C+D) | 500,000 | 370,000 | 280,000 | 約789,800** |
年間授業料 (E) | 480,000 | 662,000 | 588,000 | 763,200 |
年間諸費用 (F) | 204,000 | 47,000 | 369,600 | 76,800 |
年間総費用(E+F) | 684,000 | 709,000 | 957,600 | 840,000 |
**洛南の入学手続き金には、1学期分の学費(授業料+教育費)394,800円が含まれます。
上の表の「入学金」「施設費・環境費」「学用品(制服等)」「教材費」の合計は入学手続きの際に学校に支払う最初の費用「入学手続き金」となります。また、「教材費」は洛南以外は明記されておらず、不明でした。ちなみに、「教材費」の中には副読本とiPad 諸費用も含まれています。
以下、引用させていただいたHPです。
個人的感想
まず、洛星の「年間諸費用」の値上がりに驚きました。ちょっと前までは、年間総費用777,600円と洛南より低かったです。やはり、ロシアとウクライナの戦争や最近の記録的猛暑の影響で冷暖房費が高騰しているためでしょうか…。洛星は、建物がとても大きく開放的な構造をしているので、冷暖房の稼働効率があまり良くないのかもしれないとふと思いました。
あとは、灘も少しだけ値上がり、東大寺と洛南はお値段据え置きといった感じでした。灘と東大寺は比較的良心的なお値段ですね。
おわりに
とりあえず、今年文化祭に行った学校の学費だけ調べましたが、西大和や高槻なども来年訪れ、色々調べたいと思っています。あとは、公立中高一貫校も…。当たり前ですが、公立中高一貫校は入学金、授業料は無料ですね。学用品や教材の費用などトータルしても10万かかりません。
もし、私立の中学受験が上手くいきそうになかったら、どこかで公立中高一貫校対策への切り替えも検討したいと考えています。本当は本人がハッキリと志望校を決めて「絶対に〇〇に行きたいんだ!」という熱い気持ちがあれば、どのような結果になろうとも挑戦させてあげたいと考えているのですが、現時点ではそのような熱い意志や目標は子にはありません。本人がどこでもいいと思っているなら、親的には一番学費の安い公立中高一貫校に行ってほしいと思っています。子は、まだそこの所が曖昧みたいで、「〇〇に行きたい」とも「どこでもいい」とも言いません。慎重な子なので、まだなんとも言い難いみたいです。塾に行くと変わるのかな…。本人が「〇〇に行きたいから塾に行かせてほしい」と言うまで入塾しない方がいいのかなとか、最近になって悩んでいます。
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