Xにもポストしましたが、予習シリーズの4年生の上を2年生の春くらいから少しずつ進めていき、年末には第18回「一方におきかえて解く問題」以外はすべて終わらせました。この「一方におきかえて解く問題」とはいわゆる「つるかめ算」のことであり、私自身がやったのが二十数年前のことになりますので、子にうまく説明する自信があまりないため、コベツバに頼るという考えに至りました。
2023年12月現在、コベツバでは予習シリーズの解説・対策をする「StandBy」というサービスを展開しており、メンバー登録すれば、1週間だけこのサービスを無料で体験することができます。年末は子どもは結構時間に余裕があるため、これを機に一度無料体験を受けてみようと思い、早速利用しましたので、その使い勝手の感想を以下に述べていきたいと思います。
どの位の範囲を体験できるのか
1週間の無料体験では、4年生・5年生・6年生のうちから1学年だけ選び、選択した学年の無料体験を開始した月とその次の月の範囲の予習シリーズ・演習問題集・最難関問題集・公開組分けテストの解説動画を視聴することができます。
例えば、4年生を選択し、12月に無料体験を開始したとすると、予習シリーズ下巻のNo.13「速さの表し方」からNo.19「総合(第16回〜第18回)」の範囲の予習シリーズ・演習問題集・最難関問題集の解説と第8回公開組分けテストの解説(過去2年分では、志望校判定テストと第9回公開組分けテストの解説も視聴可能)を1週間のあいだに好きなだけ視聴することができます。
体験開始月のカリキュラムよりも前の範囲を視聴したり、途中で学年を変更することはできません。カリキュラムは四谷大塚のものに準拠していると思います。
実際に利用してみてどうだったか
子はまだ4年生の夏期講習の必修編と予習シリーズ下はやり始めていなかったので、ついていけるのか不安でしたが、No.13「速さの表し方」とNo.14「平均」とNo.18「きまりに注目する問題」を視聴してもらいました。視聴スタイルとしては「授業形式」か「一問解説」か選べます。子にとっては初めてやる分野なので「授業形式」を選び、解説を聞く→例題を自力で解く→解説を聞く→類題を解く→解説を聞く…という流れでやってもらいました。概ね、解説は理解できていたようで、自力で解いた問題もほぼ全問正解していました。新しい分野で面白かったのか、サボることなく上記の流れで自主的にできていました。
予習シリーズの基本問題と練習問題については、まず自力で一通り解いてもらい、間違い直しをしてもよくわからない所は解説を聞く形式でやっていっています。演習問題集と最難関問題集に関してはまだテキストを入手していませんので、今回は動画の視聴はしていません。
今回、利用してみてとても良い感じだったというのが率直な感想です。
気になる料金体系について
コベツバ使い勝手も良いし、子どもも概ね授業を理解できているみたいだから利用したい…利用料金はいくらなのか?親にとって、利用方法や利用料金は重要なポイントですよね。
まず、コベツバの予習シリーズの解説・対策をする「StandBy」というサービスの利用方法についてですが、利用方法は3つあります。それは、「定期購入」「セット購入」「テスト解説のみ購入」の3つです。「定期購入」は毎月決まった指定日に代金を支払うタイプ、「セット購入」は半期単位でまとめて購入するタイプ、「テスト解説のみ購入」は合不合または志望校判定テストの解説のみ購入するタイプとなります。
定期購入の場合、学年によって価格が異なります。4年生は5,000円、5年生は6,000円、6年生は7,000円が毎月の支払いとなります。その月の分あるいは過去に購入した月の分は視聴することができますが、次月以降の分は先取りで視聴することはできないようです。例えば、5月に定期購入を開始した場合、5月の分は視聴できますが、6月の分は6月になるまで視聴することはできません。また、視聴期限があり、購入してから1年間が期限となっています。
セット購入の場合、以下の表のようになります。
セット | 価格(税込) |
4年上 | 30,000円 |
4年夏期講習 (必修編のみ) | 5,000円 |
4年下 | 25,000円 |
5年上 | 36,000円 |
5年夏期講習 (必修編のみ) | 6,000円 |
5年下 | 30,000円 |
6年上 | 42,000円 |
6年下 + 6年早稲アカ・上位校「スタンダード」 | 35,000円 |
こちらは、購入した分は期限まで好きな時に好きなだけ視聴できるので、定期購入と異なり月や学年を超えた先取りが可能です。視聴期限は購入してから1年半となっています。
まとめて購入するからセット購入の方が値段的に得なのかというと、そんな事はなく、定期で購入してもセットで購入しても価格に違いはありません。
また、5年生と6年生に関しては、テキスト改訂前の解説も購入できるようになっていましたが、ややこしくなるので今回はそちらの価格については省略させて頂きました。予習シリーズの改訂前と後については以下の記事で少し紹介しています。
個人的な感想
個人的には、良心的価格で自由に好きな時に何度も動画を視聴できるので非常に良いと思いました。解説も子どもが理解できていましたので、良かったです。フォトンオンラインのように問題が解けないと次の回に進めないという縛りはないので、子どもにまかせっぱなしだと、ちゃんと定着していないのに、どんどん進んでしまう危険性はありますが、ちゃんと親御さんがお子さんの理解度を確認しながらやっていけば、着実に力をつけながら先に進める良いサービスなのではないだろうかと思いました。
今回、残念ながら視聴したかった「つるかめ算」の回はカリキュラム上で7月実施なので体験では視聴できませんでしたが、4年下や5年に進む頃には、セット購入でもしてお世話になろうかなと思いました。
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